日本の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは26日、2020年4月1日より、コインチェック(ウェブ)の取引所において、プライスリミット(注文可能幅)を導入すると発表した。不当な価格での約定や誤発注を防止し、顧客により安心して取引してもらう場を提供することを目的としている。

プライスリミットでは、一定時間毎に実勢価格の±50%の価格を「上限値」「下限値」とし、注文可能幅を設定するという。対象となる注文は指値注文で、逆指値をトリガーとした指値注文も含む。これにより、プライスリミットを超えた注文は発注できなくなり、一定時間毎に設定される注文可能幅を超える注文は自動的にキャンセルされるとしている。

コインチェックの取引所は、顧客の売買の指値注文から注文板を形成し、「価格優先」「時間優先」等の優先順位に従って、売買注文のマッチングを行う競争売買取引サービス。現状、ビットコイン(BTC)を取り扱っている。




<HH>

情報提供元: FISCO
記事名:「 コインチェック、取引所にプライスリミットを導入【フィスコ・ビットコインニュース】