ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事は講演で、「FRBは米国のデジタル通貨の将来性を研究している」とし、他の中銀と協力していくことを明らかにした。ドルが重要な役割を担う上で、同時に中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)に関する研究や政策で先駆者でいることが重要だと主張した。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁も同様の見解を示していた。ブレイナード理事は今後さらに研究を進めるうえでの課題を挙げた。リストは以下の通り:

・CBDCが費用や運営の脆弱性を削減することができるか・どのような銀行、金融機関がデジタル通貨の口座を提供し、だれが監督していくのか・デジタル通貨により、どのような金融安定リスクが生まれるのか・米国のCBDC発行を判断する前に、対処する必要のある問題がいくつかある



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情報提供元: FISCO
記事名:「 FRB、米国のデジタル通貨の潜在性を研究=ブレイナード理事【フィスコ・ビットコインニュース】