Bakktの親会社ICE(インターコンチネンタルエクスチェンジ)は、ビットコイン先物取引に必要な当初証拠金(IM)など取引の詳細を公開した。同社は9月23日にも現物決済先物取引の提供開始日を控えており、今回の公表文でも改めて明記された。

当初証拠金とは、規制当局CFTCが管轄となる証拠金規制が定める証拠金制度の一種で、過度の投機から市場の安定を担保するための方策である。

Bakktのビットコイン先物は、ICE Futures U.S.への上場を通じて取引が行われるため、先物商品の取り扱いや証拠金等の詳細はICEが担当する。

ICE Futures U.S.では、ビットコイン先物の提供にあたり、2つの当初証拠金が設定されていることがわかった。日間と月間契約どちらの場合も、当初証拠金の設定は一律になる。

• ヘッジ当初証拠金=3,900ドル(約42万円)
• 投機当初証拠金=4,290ドル(約46万円)

これら証拠金額は、ICEで提供される様々の金融商品と同水準であることが確認できている。なお、インターマーケットスプレットに関してもヘッジと投機によってレートが異なる。このマージンレートは最終取引時間に依存すると明記されている。

• ヘッジレート=400〜1,000ドル
• 投機レート=440〜1,100ドル

(記事提供:コインポスト)
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情報提供元: FISCO
記事名:「 Bakktのビットコイン先物 当初証拠金など詳細を公表へ【フィスコ・ビットコインニュース】