世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスは14日、日本時間で2019年5月15日午後12時より6~8時間かけてシステムアップグレードを実施すると発表した。

アップグレードの間は預金、引き出し、取引を一時停止し、アップグレードの開始前に完了していない入金は、アップグレード完了後に処理されるとしている。なお、アップグレードにかかる時間として示している6~8時間はあくまで目安であり、実際にかかる時間と異なる場合があると注意を呼びかけている。

バイナンスは8日、7日にハッキング被害に遭ったことを明らかにし、同社が保有するビットコイン(BTC)のうち、約2%に相当する7000BTC(約44億円)が流出したと発表した。このハッキングに対応するため、5月10日には、24時間体制でメンテナンスに取り組んでおり、来週初めに入出金の再開を予定しているとしていた。今回の発表によれば、15日のアップデート後に入出金の再開が行われるとみられている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 バイナンス、15日にシステムアップグレードを実施【フィスコ・ビットコインニュース】