パブリックブロックチェーンの第2層技術を中心とした開発を手がけるNayutaは7日、Nayutaのメンバーが中心になって開発しているライトニング・ネットワーク・ソフトウェア「Ptarmigan」をAzure上で簡単にデプロイできるようにAzureマーケットプレイス上で公開したと発表した。

「Ptarmigan」は、ライトニング・ネットワーク仕様に準拠したソフトウェアであり、他のBOLTに準拠したライトニング・ネットワークと接続し、ビットコイン(BTC)の送受金が可能になるという。

ライトニング・ネットワークは、取引におけるセキュリティ向上のほか、仮想通貨の取引処理をより高速に実行可能にすると期待される技術だ。パブリックブロックチェーンの第2層に当たる技術であり、ビットコインの取引処理能力を高めて機能的でより利用しやすいものとして広く普及するための技術向上施策として導入が進んでいる。

同社は、「Ptarmigan」のメインネット対応版であるReckless version(ソフトウェアにバグが残っていることが予想されるため、失っても良い金額でソフトウェアを利用するユーザーを募るバージョン)をリリースしたとしている。Reckless versionを公開するにあたり、ユーザー、レビュワー、開発に参加するコントリビュータを募るために、簡易に試すことができる方法としてAzureマーケットプレイス上で公開したという。

最後に、同社は「今回のAzureマーケットプレイスでの公開により、Ptarmigan自体の発展とライトニング・ネットワークを利用したアプリケーションの開発が進むことが期待される」とコメントしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 Nayuta、ライトニングネットワークソフトウェアをAzureマーケットプレイスで公開【フィスコ・ビットコインニュース】