最近のビットコイン(BTC)相場の急伸で、先物出来高も急増しているようだ。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物出来高は4日、22,542枚、5.63憶ドル(650憶円相当)相当と、4月1日の2162に比べて950%急増したという。

CMEと並び2017年12月にビットコイン先物の上場を果たしたシカゴ・オプション取引所(CBOE)が価格や出来高の低迷で、同先物の上場保留を決定。先物でヘッジする機会が減少したこともビットコイン価格上昇の一因との憶測もある。

そのほか価格上昇の要因としては、3月29日が先物の期限満了で現物に買いが向かったとの見方やアルゴリズムを活用しているヘッジファンドの大口の買いが挙げられている。

ビットコインは5日も心理的節目である5000ドル(55.8万円相当)を保ち年初来高値付近での推移を維持した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 CMEのBTC先物出来高、1日から950%増【フィスコ・ビットコインニュース】