5日のビットコイン(BTC)は、53.4~55.7万円で推移している。5日未明にかけて、4日の日中に形成していたレンジを下抜けると、安値を53.4万円まで切り下げた。ただ、ドル建て価格をみると、そこまで大きく売り込まれたわけではなく、下ひげをつける格好で押し目買い意欲の強さをみせると、日中はじりじりと値を戻す展開が続いた。一目均衡表では、転換線が上昇を続けたほか、遅行線も価格との上方乖離を若干ながら広げており、上昇基調を再確認する格好となった。

足元では、国内取引所GMOコインが、ビットフライヤー、リキッドに続き、最大レバレッジ倍率の引き下げを発表した。先行する2社と同様、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の自主規制およびガイドラインに則る形で、最大10倍から4倍に引き下げる。リキッド同様、5月15日からの変更を予定しているものの、リキッドが15日時点でレバレッジが4倍を超えるポジションを強制クローズする一方で、GMOコインは新規注文の規制と未約定注文のキャンセルに留まる点に注意したい。



<SI>

情報提供元: FISCO
記事名:「 4月5日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】