20日のビットコイン(BTC)は、44.2~44.6万円で推移している。朝方に44.6万円をつけたものの、18日同様売りに押される格好で44.2万円まで下落した。ただ、その後はじりじりと反発を続けると、午後5時現在44.5万円まで値を戻している。ボリンジャーバンドでは、1σと2σの中間での推移を継続、1σをサポートに底堅く推移する一方で、44.6万円あたりで上値の重さが強く意識されている。ドル建て価格では節目の4000ドル近辺ということもあり、引き続きこう着感の強い展開となりそうだ。

また、国内では仮想通貨の呼称を「暗号資産」に変更する改正案が閣議決定された。麻生財務相は、資金決済法上の定義に変更はないとして、引き続き税法上は雑所得に該当するとの見解を示した。ビットコイン価格への影響は少ないとみられるものの、センチメントの悪化につながる可能性もあろう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月20日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】