米国の著名投資家バフェット氏はCNBCとのインタビューに応じ、ビットコインには「「唯一無二」の価値は全くない、何も生産しない」、基本的には「妄想」と批判した。ペテン師を魅了し資金なく市場を動かすことが可能だとし、伝統的な株式市場では多くの資金が存在すると強調した。

界富豪長者番付でも上位のバフェット氏は仮想通貨の反対派。昨年2018年の年次株主総会では、仮想通貨を、「「幻影」で通貨ではない」と批判した。一方で、ブロックチェーン技術に関して、「重要な技術」として潜在性を強調したが、仮想通貨によるものではないとした。

ビジネスリーダーの中で、マイクロソフトの共同創業者兼元会長兼顧問ビルゲイツ氏、経済学者のロバートシラー氏など、仮想通貨を批判しているのはバフェット氏だけではない。

最高経営責任者(CEO)ダイモン氏は初期からビットコインを批判してきたが、JPモルガンチェース銀は今月、顧客間での決済を効率化するため、独自コイン「JPMコイン」を開発したと発表。バフェット氏も来年の仮想通貨への見解を変更する可能性は除外しなかった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米著名投資家バフェット氏、BTCは「妄想」【フィスコ・ビットコインニュース】