モバイル決済サービス「Square(スクエア)」を提供するスクエア社のCEOでありツイッターのCEOでもあるジャック・ドーシー氏は、仮想通貨ビットコインについて「おそらくインターネット上の“ネイティブ通貨”になるだろう」と自身の見解を再び述べたことが海外メディアのインタビューにより明らかとなった。

以前からビットコインと分散型仮想通貨の持つ高い可能性について発言してきたドーシー氏は、同インタビューで「インターネットは将来“ネイティブ通貨”(誰もがインターネット上の標準通貨のように利用する通貨の意図で使用されていると推測される)が生まれると思う。それがビットコインであるかどうかはわからないが、どのような理念の下に作成されたか、またこれまでにどのような試練をくぐり抜けてきたかを考えれば、ビットコインがそれになるだろう」として、「(ビットコインは)インターネット上で生まれたもの、インターネット上で開発されたもの、インターネット上でテストされたもの、それはつまりインターネットのものだ」と話したという。

同氏はビットコインの信奉者として知られており、2018年3月には、ビットコインが10年後、インターネットの単一通貨になると見ていると、タイムズ紙とのインタビューで明かしていた。

ドーシー氏がCEOを務めるスクエアは2014年からビットコイン決済の対応を行ってきたが、その後2018年初頭に人気の決済アプリであるキャッシュにビットコイン取引サービスを追加。ユーザー同士でビットコインを送付できるサービスを開始した。

インタビューにおいて、同氏は「世界は最終的に単一の通貨を持ち、インターネットは単一の通貨を持つようになるだろう」と話し、「私は、それがビットコインになると信じている。おそらく10年以上かかるだろうが、あるいはもっと速く実現するかもしれない」と述べたとみられている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 スクエアのドーシーCEO、「ビットコインはインターネットのネイティブ通貨になる」【フィスコ・ビットコインニュース】