大手ネット証券のマネックスグループ<8698>は昨日発表された19年3月期第3四半期(18年4-12月)の決算において、純利益が42.2%減の26.96億円となり、仮想通貨交換業を運営するコインチェックの収益で構成されるクリプトアセット事業が11.72億円の赤字となった。取引サービスの再開により収支は改善したが、同事業のセグメント損失は3億円だった。

マネックスグループは2018年4月、仮想通貨取引所コインチェックの完全子会社化を発表した。コインチェックは2018年1月の仮想通貨の大量不正流出事件を受けて新規口座開設及びサービスの一部を停止していたが、同年10月30日より新規口座開設及び一部取り扱い仮想通貨の取引を再開、同年11月末で全取り扱い仮想通貨の取引が可能となった。また、今年1月11日には、資金決済に関する法律に基づく仮想通貨交換業者として関東財務局への登録を完了している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マネックスG、クリプトアセット事業が11.72億円の赤字【フィスコ・ビットコインニュース】