会計・税務・アドバイザリーサービスなどを手掛けるアーンスト・アンド・ヤングのグローバル・ブロックチェーン・チームのディレクター、ポール・ブロディ氏が、2018年に仮想通貨の急落が起こる事は予測できていたとし、「過去数年間で最も予測可能な弱気市場」と発言したと、仮想通貨やブロックチェーン情報を手掛けるThe Blockが報じた。


The Blockのインタビューの中でブロディ氏は、アーンスト・アンド・ヤング社は3年前にブロックチェーン・イノベーション部門を設立したと明かし、チームのICO(仮想通貨技術を利用した資金調達)市場への慎重なアプローチと2017年の異例の価格動向は、社内にもクライアントにも「ほとんど影響を及ぼさなかった」としている。

アーンスト・アンド・ヤング社には少なくとも150以上の仮想通貨関連のクライアントがいると見られており、ブロックチェーンのイノベーションと仮想通貨市場に関するコンサルティングや、仮想通貨資産を保有する企業に監査サービスを提供している。

ブロディ氏は、「今後数年間は、(仮想通貨市場は)非常に退屈になるだろう。素早い価格回復があると考えることはばかげている」と見ている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 「2018年の仮想通貨市場は最も予想可能だった」アーンスト・アンド・ヤング【フィスコ・ビットコインニュース】