8日のビットコイン(BTC)は、42.9~43.6万円と狭いレンジ内での値動きとなった。7日から散見されたショートカバーの動きは目先的には一巡し、上値追いの勢いは次第に鈍くなるなか、短期資金はトロン(TRX)などのアルトコインに向かっている。

とはいえ、BTCも時間足では長い下ヒゲを付ける場面が多くあり、投資家による押し目買い意欲の強さが窺える格好である。また、5日線は25日線との上方乖離幅を拡大するなか、ボリンジャーバンドでも+1σを終値ベースで2日間連続キープしており、下値の堅さを維持しながら+2σ(45.3万円)を目指したトレンドの継続が意識されるところである。

夕方にかけて、ドル建て価格では節目の4000ドルを割り込む場面も確認されているが、じり高トレンドが継続していることを考慮すると短期的なサヤ寄せ調整の動きに留まる可能性が高いだろう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 1月8日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】