7日のビットコインは、41.4~44.2万円で推移している。未明に3万円近い上昇をみせ、一時44万円台を回復した。年初からロングポジションが増加を続ける一方で、5日以後ショートポジションの整理が進んでおり、未明の上昇はショートカバーによるものとみられる。
ただ、ドル建て価格で4400ドルを回復したことで達成感も意識されやすいほか、ポジション整理がかなり進んだこともあり、日中は44万円を前にこう着感の強い展開となった。ボリンジャーバンドでは1σ(約43.5万円)を若干上回る水準で推移している。終値ベースでこの水準を維持できれば、1σから2σ(約46.0万円)にレンジを切り上げる可能性がある。足元では、大手海外取引所ビットフィネックスが午後7時(現地時間午前10時)、最大7時間のメンテナンスを予定している。これに乗じて仕掛け的な売り買いが加速し、値動きの荒い展開となる可能性がある点に留意したい。

<HH>

情報提供元: FISCO
記事名:「 1月7日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】