18日のビットコインは、72.3~73.0万円で推移した。日本時間午前5時の米シカゴ・オプション取引所(CBOE)のビットコイン先物SQ(SQ=Special Quotationの略。先物・オプション取引で決済最終日までに決済されなかったポジションを清算するための指数)前後では目立った動きがみられなかったものの、無時通過したことが買い安心感につながったのか、午前6時頃に72.7万円まで上昇した。また昼頃には一時72.8万円を付けたものの、戻り売りに押された。72~73万円のレンジ内での小動きが続くなか、新たな材料待ちといったところだろう。

足元では米ドルペッグ通貨テザー(USDT)への不信感が高まる中、同じく米ドルペッグでニューヨーク州金融サービス局(DFS)に承認されたジェミニドル(GUSD)の取引高急増や、大手仮想通貨取引所によるテザー以外の米ドルペッグ型仮想通貨上場などが報じられており、他の価格安定型仮想通貨がテザーを代替する形となるのかが注目される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月18日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】