大手仮想通貨取引所ビットフィネックスが、アメリカドル(USD)、ユーロ(EUR)、日本円(JPY)、イギリスポンド(GBP)といった全ての法定通貨の入金受付を一時停止していることが、海外メディアThe Blockの報道により明らかとなった。

ビットフィネックスは今年5月より、プエルトリコに拠点を置くノーブル・バンク・インターナショナルを主要提携銀行としているとみられていたが、10月1日にブルームバーグが、同行がビットフィネックスなどの大口の顧客を失い買収先を探していると報道していた。これによりビットフィネックスが破産するのではないかとSNS上などで噂されることとなったが、ビットフィネックスは8日にこれを否定していた。

また今月6日には、元仮想通貨分析企業Diarの編集者で仮想通貨関連情報を発信するThe Blockのヘッド・アナリストであるラリー・サーマク氏が、自身のSNSで「ビットフィネックスがHSBCの銀行サービスを利用している」と発言して注目を集めていた。

今回の報道では、「状況は1週間以内に落ち着くだろう」と報じているが、ビットフィネックス公式のリリースはまだ出ていないようだ。ビットフィネックスは8日には、HSBCの銀行サービスを利用しているのではないかとも報道されており、今後の動向が注目される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットフィネックス、法定通貨全ての入金受付を一時停止【フィスコ・ビットコインニュース】