グローバルな市場調査とコンサルティングを手掛けるマーケッツ&マーケッツが、仮想通貨のATM市場に関する調査を公開し、同市場は2018年から2023年の間に年間成長率54.7%で拡大し、2017年の680万ドルから2023年には1億4450万ドルに達するという予測を明らかにした。

調査の基準年度は2017年であり、予測期間は2018年から2023年。調査目的はATMのタイプ、ハードウェア、設置個所に基づいた詳細な市場分析であり、仮想通貨のATM市場の成長に影響を及ぼす主要因となり得る規制などの課題や、バリューチェーンに関する情報もフォローされている。

現在、世界の仮想通貨ATM数の内訳はアメリカが2,081とトップで、2位がカナダの563、3位がオーストリアの192、日本は11と計測されている。地域では、北米が73.06%、ヨーロッパが22.19%、アジアは2.40%と北米がメイン市場といえる(コインATMレーダーより)。

ビットコイン製造者のシェアは、1位がアメリカ拠点のジェネシスコイン社の33.22%、2位が同じくアメリカ拠点のジェネラルバイツ社の27.87%、3位もアメリカ拠点のラマス社で11.16%だ。普及、製造ともに北米が中心の状態といえる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコインのATM市場、調査では2023年に1億ドル超規模へ【フィスコ・ビットコインニュース】