米国の投資家は、スウェーデンのナスダック・ストックホルム取引所において、代替としてBitcoin Tracker Oneと呼ばれる上場投資証券(ETN)に投資することによりビットコイン上場投信(ETF)への投資が可能になるという。ブルーンバーグが報じた。ただ、銀行による保証がないため、破断する可能性があることはリスク。

2015年に取引が開始されたこの商品は現在、スウェーデンの法に準じた規制のもと上場されているが、2018年8月15日からドル建てが上場された。これにより、米国の投資家も投資することが可能となった。

仮想通貨ETFは現金で決算されるため、潜在的に、投資家が仮想通貨資産を保有せずにトレードすることが可能になる。今まで、ユーロやスウェーデンクローネ建てのスウェーデンETNしが購入できなかった。しかし、ドル建てのBitcoin Tracker Oneの上場に伴い、米国人投資家の資本流入が期待されているようだ。

ここ数カ月、投資家はCBOEグローバルマーケッツが提案したビットコインETFの申請を米証券取引委員会(SEC)や 米国商品先物取引委員会(CFTC)が承認することを期待し、相場の買い材料としてきた。

ETNを販売しているXBTProviderの親会社、CoinShares Holdings LTdの最高経営責任者(CEO)、ライアン・ラドルフ氏はブルーンバーグに、「この進展はビットコインの勝利」と、強気の見方を示している。



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米国投資家、ビットコインETNへの投資可能に=スウェーデンNASDAQ【フィスコ・ビットコインニュース】