ベンチャーキャピタリストの企業アンドレッセン・ホロウィッツは、仮想資産に焦点をあてたファンドの設立を計画しているという。有力テクノロジー・ニュース・メディア、Re/codeが報じた。Re/codeは同社の採用サイトから得た情報をもとにして報じたが、ファンドの規模や投資開始の時期などは明らかになっていないようだ。アンドレッセン・ホロウィッツ社はコメントを避けた。

アンドレッセン・ホロウィッツはコインベースや仮想通貨に特化したファンドのポリチェーン・キャピタルといったブロックチェーンの会社への投資や、イニシャルコインオファリング(ICO)に参加してきた。しかし、同社は従来、仮想通貨への直接的な投資には慎重で、ビットコインなどの実際の仮想資産取引は手掛けていなかった。

しかしここにきて、米証券取引委員会(SEC)が仮想通貨関連の投資ファンドやICO関連会社への取り締まりを強化している中、アンドレッセン・ホロウィッツが計画を停止することはないようだ。

従来の仮想通貨ファンドというのは仮想通貨関連会社に投資したり、ICOに参加することだった。しかし、パネタキャピタル、ポリチェーン・キャピタル、スパークチェインキャピタルといった仮想資産に直接投資するファンドが増えている。アンドレッセン・ホロウィッツの成功を見て、さらなるファンドが追随する可能性もある。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンドレッセン・ホロウィッツ、仮想資産中心のファンドの設立へ=Re/code【フィスコ・ビットコインニュース】