米国署名投資家ジョージ・ソロス氏のファミリーオフィスが仮想通貨取引を開始するという。ブルーンバーグニュースが関係筋の話として報じた。ソロスファンドマネージメントは260億ドルの資金を運用。マクロ投資の責任者アダム・フィッシャー氏は、仮想通貨取引を行う社内の承認を得たという。

ソロス氏自身は1月に「通貨資産はバブルだ」と言及。ソロス氏は間接的にすでに仮想通貨に投資している。同ファンドは、昨年第4四半期時点で、仮想通貨関連会社として知られるオーバーストック・ドット・コムOverstock.comの株式を保有していることが明らかになった。3番目に大きなイーコマース会社の株主となった。昨年8月、オーバーストック・ドット・コムは仮想通貨での支払いを受け付けることを発表。小売り業者の中で、仮想通貨での支払いを可能にした最初の会社となった。

ジョージ・ソロス氏は敏腕な投資家として有名。ソロス氏は1992年のポンド危機の際、ポンド相場が実勢に合わないほど高止まりしていると考え、ポンドを売り浴びせ、最終的に利上げや介入でポンドを防衛していた英国の中央銀行に勝利し、大きな収益を得た経歴を持つ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ソロスファンド、仮想通貨取引参入へ【フィスコ・ビットコインニュース】