NY株式市場で3日、仮想通貨関連株とされるロングフィン株は続落し、一時30%安の10ドル割れとなった。しかし、依然、IPO価格である5ドルを上回っている。SEC(米証券取引委員会)は3月5日に同社に対し、当局が株価取引きを捜査することを伝えたほか、新規株式公開(IPO)関連、仮想通貨関連のマイクロレンディング(小口融資)を世界的に提供するジデュー・ドット・コムの買収関連の書類の提出を求めたことが、財務報告書(10K)の中で、明らかになった。

ロングフィンは、捜査でSECに協力する方針を示した。ロングフィンはフィンテック企業として昨年12月にナスダックに新規株式公開(IPO)で上場を果たすと同時に、マイクロレンディング(小口融資)を提供するジデュー・ドット・コムを買収すると発表。株価は急騰した。

しかし、その後、ビットコインなど仮想通貨相場が急落。加えて、空売りで知られるシトロンリサーチのレポートの中で、この会社のビジネスが「詐欺」と指摘されたほか、ラッセル指数から除外されたことなどが売り材料となり大きく反落。SECの捜査が明らかになったため、さらに売りに拍車がかかった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ロングフィン株、30%安、SECの調査が明らかに【フィスコ・ビットコインニュース】