電子商取引の大手オーバーストック・ドット・コム株は28日続落した。先週末に比べ19%下落。株価は1月の高値からほぼ3分の1になった。同社の仮想通貨関連子会社、tZeroを通じたディジタルトークの売却に関し、米証券取引委員会(SEC)が捜査をしていることが明らかになり警戒された。

オーバーストック・ドット・コムは本来、家具、室内装飾などのアウトレット商品をオンラインで販売する小売事業を行っている。近年売上が伸びずに、仮想通貨関連の子会社tZeroを立ち上げ。

tZeroは親会社であるオーバーストック・ドット・コムとの共同事業で、ディジタルーコインの取引所を設立する計画を発表した。しかし、SECは、オーバーストック・ドット・コムの仮想通貨に焦点をおいた子会社tZeroによるディジタルーコインの売却に絡み捜査を進めているという。

CEOであるパトリック・バーン氏は、ビットコインの可能性を信じ、同社プラットフォーム上へビットコイン決済を上場企業として世界ではじめての導入。2017年には、仮想関連株として、ビットコインの上昇に連れ株価は大幅に上昇していた。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 仮想通貨関連オーバーストック・ドット・コム株大幅下落、SEC捜査を嫌気【フィスコ・ビットコインニュース】