カナダ、トロント証券取引所を傘下に持つ TMX グループは仮想通貨のブローカープラットフォームを立ち上げる計画を発表した。

計画では、年末までにプラットフォームを立ち上げ、顧客のビットコインやイーサーなどの売買を可能にする。TMXの子会社であるShorcanディジタルネットワーク(DCN)は分散的な金融サービスのプロバイダー、ペイケースフィナンシャルと提携。BMOフィナンシャルグループはDCNに銀行サービスを提供することで合意した。

TMXは声明の中で、ペイケースとの提携でブロックチェーンの生態系にある問題を解決し、仮想通貨市場と伝統的な金融市場の主な架け橋が建設できるとした。ベンチャーが当社のディジタル戦略の前進になると言及。

TMXは、他の仮想通貨企業との結びつきも一層強めている。いくつかの仮想通貨企業がすでにトロント証券取引所での上場をすでに発表している。著名資産家のマイク・ノボグラーツ氏は自身が創設した仮想通貨とブロックチェーン技術に基づくベンチャーに特化したマーチャントバンク、ギャラクシー・デジタルをカナダのTSXベンチャー取引所に上場する計画をすでに明らかにしている。

また、カナダの仮想通貨取引所のひとつコインスクゥアーは、トロント証券取引所で2018年末にもイニシャルパブリックオファリング(IPOを計画している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 加トロント証券取引所の親会社TMX、仮想通貨ブローカープラットフォーム立ち上げへ【フィスコ・ビットコインニュース】