*10:15JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶり小反発、上値の重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 185188.00 -0.01%
3日のブラジル株式市場は6日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.01%安の185188.00で引けた。日中レンジは184718.00-188892.00となった。

朝方は買いが先行したものの上値は重かった。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、エネルギー株が軟調だったことも指数の足かせとなった。半面、指数の下値は限定的。米株主要3指数が1%超上昇し、FRB理事発言を受け利上げ観測が後退したことが支えとなった。また、経済指標の改善も景気の先行き不安をやや緩和させた。8月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は50.5となり、前月の49.7から改善したほか、好不況の節目となる50を上回った。

【ロシア】MOEXロシア指数 2214.76 +1.36%
3日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.36%(29.72ポイント)高の2214.76となった。日中の取引レンジは2173.51-2222.09となった。

前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。ウクライナ戦争を巡り、プーチン大統領が国際経済会議「東方経済フォーラム」で、「ウクライナ戦争の終結に向けた和平合意の可能性があると発言したことが好感され、買いは優勢。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。ほかに、経済指標の改善が景気の先行き不安をやや緩和させた。8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は50.6となり、前月の49.6を上回った。

【インド】SENSEX指数 76152.86 -0.55%
3日のインド株式市場は4日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.55%(417.49ポイント)安の76152.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは0.17%(41.00ポイント)安の23873.45で取引終了した。

買いが先行した後はしばらくプラス圏で推移したが、終盤マイナス圏に転落した。米長期金利の高止まりや中東情勢の緊張が指数の足かせに。国内では、名目GDP成長率の鈍化による財政余地への圧力などがマイナス材料となった。

半面、指数の下値は限定的。前日の米国株市場で主要3指数が反発し、人工知能(AI)関連株を中心に買いが入った流れが支援材料となった。インドでは4-6月期国内総生産(GDP)成長率を巡る政府説明や、日本の日本格付研究所(JCR)によるソブリン格付けの引き上げが経済の底堅さを示す材料となり、これらは指数をサポートした。

【中国】上海総合指数 3942.09 +0.70%
3日の中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数が前日比0.70ポイント(0.02%)高の3942.09ポイントで引けた。


景気対策への期待が相場を支えた一方、上昇基調にあった大手銀行への利益確定売りが上値を抑えた。保険や金鉱が買われたほか、不動産や電子部品などには売りが出て、業種間で売買が交錯した。内需拡大戦略の実施や不動産支援策への期待が続く一方、米イランの攻撃応酬を背景とした原油高が重しとなった。指数は0.01%高にとどまり、政策材料が支えとなる中でも大幅な上昇には至らず、上値の重さが意識される展開が続いた。




<AK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶり小反発、上値の重い展開