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31日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比926.00ポイント安(-0.71%)の129713.33で引けた。日中の取引レンジは129641.78-130797.86となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ観測が警戒され、売りは継続。また、欧米市場の下落も投資家心理の重しとなった。ほかに、通貨レアル安の進行が足かせとなった。一方、原油価格の上昇や中国の経済指標の改善などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2560.20 -55.18
31日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.11%安(-55.18)の2560.20となった。日中の取引レンジは2551.20-2593.11となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。欧米株安が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速なども引き続き圧迫材料。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 79389.06 -0.69%
31日のインドSENSEX指数は続落。前日比553.12ポイント安(-0.69%)の79389.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.50ポイント安(-0.56%)の24205.35で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで24日連続の売り越しとなった。また、前日の欧米市場の下落も投資家心理の重しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3279.82 +0.42%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.59ポイント高(+0.42%)の3279.82ポイントと3日ぶりに反発した。
中国指標が好感される流れ。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは市場予想(49.9)を上回る50.1に改善し、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに超過した。非製造業PMIは50.2となり、予想(50.3)には届かなかったが、前月(50.0)を上回っている。中国経済対策に対する期待感も支え。11月4-8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、大型財政政策が決定されるとの観測が強まっている。
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