- 週間ランキング
19日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1824.73ポイント高(+1.36%)の135777.98で引けた。日中の取引レンジは133953.32-136179.21となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が好感され、買いは広がった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2775.64 -1.86%
19日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比52.56ポイント安(-1.86%)の2775.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは2775.64-2826.24となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。原油価格の大幅続落が嫌気され、資源の一角に売りは継続した。また、インフレ率の加速に伴う追加の利上げ懸念が高まっていることも圧迫材料。一方、欧米市場の上昇や米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 80424.68 -0.02%
19日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比12.16ポイント安(-0.02%)の80424.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.50ポイント高(+0.13%)の24572.65で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。
【中国本土】上海総合指数 2893.67 +0.49%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.24ポイント高(+0.49%)の2893.67ポイントと3日続伸した。
先週の好地合いを継ぐ流れ。中国の内需持ち直しや、経済対策に対する期待感が続いている。李強・首相は16日、景気押し上げには多大な努力が必要だとして、消費活性化に向けた支援策に注力すると述べた。
<CS>