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13日のブラジル株式市場は6日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1282.06ポイント高(+0.98%)の132397.97で引けた。日中の取引レンジは131115.40-132429.50となった。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米長期利回りの低下や早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 2884.60 1.40%
13日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.83ポイント高(+1.40%)の2884.60ポイントで引けた。日中の取引レンジは2858.93-2895.28となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強い。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 78956.03 -0.87%
13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比692.89ポイント安(-0.87%)の78956.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同208.00ポイント安(-0.85%)の24139.00で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の悪化が圧迫材料。6月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の6.2%(改定値)から4.2%に低下し、予想の5.4%を下回った。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2867.95 +0.34%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.74ポイント高(+0.34%)の2867.95ポイントと3日ぶりに反発した。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が好感される流れ。人民銀は朝方、リバースレポを通じ満期分との差引で3850億8000万人民元を市中供給している。人民銀は先週まで、資金供給を抑えていたが、一転、緩和スタンスに舵を切った格好だ。ただ、上値は限定的。週内に7月重要経済統計の公表を控える中、結果を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせた(15日に小売売上高や鉱工業生産などのほか、金融統計も15日までに発表)。指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。
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