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24日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比167.12ポイント安(-0.13%)の126422.73で引けた。日中の取引レンジは126217.81-126822.50となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、世界の経済指標がさえない展開を示していることも圧迫材料。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3028.01 +0.11%
24日のロシア株式市場は7日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.75ポイント高(+0.78%)の3051.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは3015.78-3054.34となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル高の進行が支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、弱い経済指標も指数の足かせに。6月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の5.3%から1.9%に低下し、予想の4.5%を大幅に下回った。
【インド】SENSEX指数 80148.88 -0.35%
24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比280.16ポイント安(-0.35%)の80148.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.55ポイント安(-0.27%)の24413.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。財政赤字目標の下方修正が圧迫材料。政府は2024年度の予算で、24年度の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を前回の5.1%から4.9%に引き下げた。また、前日の米株安を受け、インド株も売りが先行。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせとなった。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2901.95 -0.46%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.42ポイント安(-0.46%)の2901.95ポイントと3日続落した。2月8日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中関係の悪化や中国の内需不振、人民元安の進行など懸念材料が山積している。また、来週は中央政治局会議が開催されるほか、7月31日に7月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表される予定。結果を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。指数はこのところ急ピッチに下落していたこともあり、値ごろ感に着目した買いでプラス圏に浮上する場面もみられた。
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