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26日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比309.91ポイント高(+0.25%)の122641.30で引けた。日中の取引レンジは121402.00-122701.20となった。
横ばいで寄り付いた後前日の終値近辺でもみ合った。米ハイテク株の上昇が好感され、対象セクターに買いは広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、通貨レアル安の進行が指数の上値を抑えた。また、米長期金利の上昇も足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3151.70 +1.30%
26日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比40.31ポイント高(+1.30%)の3151.70ポイントで引けた。日中の取引レンジは3127.65-3156.02となった。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル安の進行を受け、輸出銘柄への買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、欧米との対立などが引き続き指数の足かせとなった。また、欧州市場の下落なども警戒された。
【インド】SENSEX指数 78674.25 +0.80%
26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比620.73ポイント高(+0.80%)の78674.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同147.50ポイント高(+0.62%)の23868.80で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。SENSEX指数はこの日、過去最高値を更新して引けた。2024年度の成長目標が上方修正される可能性があるとの報道が好感された。国内メディアによると、財務省は24年度の成長目標をこれまでの10.5%から10.5-11.0%に引き上げる計画だという。これにより、財政支出の拡大期待が高まっている。
【中国本土】上海総合指数 2972.53 +0.76%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.53ポイント高(+0.76%)の2972.53ポイントと6日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、足元では約4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。ただ、上値は限定的。人民元安進行などが投資家心理の重しとなっている。
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