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20日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比399.79ポイント安(-0.31%)の127750.92で引けた。日中の取引レンジは127487.97-128730.25となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。成長予想の下方修正が嫌気された。2024年の成長予想は前回調査の2.09%から2.05%に下方修正された。24年末時点のインフレ予想は前回の3.76%から3.80%に引き上げられた。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、米ハイテク株の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3468.09 -0.97%
20日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.80ポイント安(-0.97%)の3468.09ポイントで引けた。日中の取引レンジは3468.09-3521.72となった。
買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。欧州市場の上昇などが支援材料となった。
【インド】
休場
【中国本土】上海総合指数 3171.15 +0.54%
週明け20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比17.12ポイント高(+0.54%)の3171.15ポイントと3日続伸した。昨年9月4日以来、約8カ月半ぶりの高値水準を回復している。
前週の好地合いを継ぐ流れ。中国政府が景気支援スタンスを強める中、国内景気の持ち直しペースが加速すると期待された。中国は超長期特別国債の発行で財政政策を強化するほか、生産設備の更新と消費財の買い替えを推進。半導体や不動産など、各種産業の支援策も拡充している。
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