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17日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比625.42ポイント安(-0.54%)の115908.43で引けた。日中の取引レンジは115563.93-116916.68となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米利上げの長期化懸念が再燃していることが外資の流出懸念を強めた。また、8月の小売売上高が今週18日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や中東情勢の緊迫化懸念の緩和が引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3247.15 +0.38%
17日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.37ポイント高(+0.38%)の3247.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは3228.11-3252.55となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、中国との貿易拡大期待も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米利上げの長期化懸念が足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 66428.09 +0.39%
17日のインドSENSEX指数は小反発。前日比261.16ポイント高(+0.39%)の66428.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同79.75ポイント高(+0.40%)の19811.50で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇を受け、インド市場も買いが先行した。また、中東情勢の緊迫化懸念が緩和されていることも支援材料。国内では、大手銀行HDFC銀行(HDFCB)の好業績報告が同セクターの物色手掛かりとなった。HDFC銀はこのほど、7-9月期は50.6%増益したと発表した。
【中国本土】上海総合指数 3083.50 +0.31%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.68ポイント高(+0.31%)の3083.50ポイントと3日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日、8月25日以来、約7週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。本土株市場の持ち直し期待も根強い。現地メディアが報じたところによれば、政府系投資会社による4大国有銀行A株の買い増しに続き、中央企業(中央政府直属の国有企業)やその傘下企業も株主の買い支えに動いている。ただ、上値は重い。指標発表が気がかり材料として意識された。中国ではあす18日、9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率などが公表される。指数は安く推移する場面もみられた。
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