*09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、ブラジル石油公社(PETR4)などの下げが目立った 【ブラジル】ボベスパ指数 116742.71 -0.51%
13日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比593.63ポイント安(-0.51%)の116742.71で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では19が上昇、67が下落、変わらずは0。WTI原油先物は反発したが、ブラジル石油公社(PETR4)などの下げが目立った。

【ロシア】MOEX指数 2757.28 +1.82%
13日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比49.24ポイント高(+1.82%)の2757.28で引けた。日中の取引レンジは、2715.15-2757.28。原油先物の反発が意識されたようだが、押し目買い興味も残されており、株価指数は強い動きを見せた。

【インド】SENSEX指数 63143.16 +0.67%
13日のインド株式市場は強含み。前日比418.45ポイント高(+0.67%)の63143.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比0.62%(114.65ポイント)高の18716.15で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、20が上昇、10が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが入ったようだ。アジアンペインツ(APNT)などが強い動きを見せた。

【中国本土】上海総合指数 3233.67 +0.15%
13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比4.84ポイント高(+0.15%)の3233.67ポイントと反発した。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は13日、公開市場操作(オペ)で7日物リバースレポを実施し、総額20億人民元(約390億円)を市場に供給。オペ金利は2.00→1.90%に引き下げた。また、今週15日に公表される今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利に関しても、引き下げ観測が流れている。また、一部外電は13日、「中国は景気浮揚のため、幅広い刺激策を検討していると複数関係者が明らかにした」などと報じた。ただ、上値は重い。人民元安の進行が不安視されたほか、週内に公表される5月の経済指標(15日に小売売上高や鉱工業生産など。15日までに金融統計)を見極めたいとするスタンスも広がっている。指数は安く推移する場面もみられた。

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情報提供元: FISCO
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