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17日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比263.70ポイント安(-0.25%)の106015.67で引けた。米長期金利の上昇が嫌気されたようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では41が上昇、46が下落、変わらずは1。3R PETROLEUM OLEO(RRRP3)、ブラジル中央電力(ELET3)などの下げが目立った。
【ロシア】MICEX指数 2596.11 +1.61%
17日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比41.26ポイント高(+1.61%)の2596.11で引けた。2022年4月中旬以来の高値。日中の取引レンジは、2572.54-2596.45。原油高は一服したが、貿易取引の拡大を意識した買いが入ったようだ。
【インド】SENSEX指数 59910.75 -0.86%
17日のインド株式市場弱含み。前日比520.25ポイント安(-0.86%)の59910.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比121.15ポイント安(-0.68%)の17706.85で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、17が上昇、13が下落、変わらずは0。株価指数は下落したが、指数構成銘柄の過半数が値上がり。
【中国本土】上海総合指数 3385.61 +1.42%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比47.46ポイント高(+1.42%)の3385.61ポイントと続伸した。昨年7月5日以来、約9カ月半ぶりの高値水準を回復している。
先週の好地合いを継ぐ流れ。中国景気の持ち直し期待が続く中、投資家心理も上向いている。4月に入り報告された中国経済指標では、製造業PMIや貿易、金融などで予想を上回る内容が相次いだ。なお、国家統計局はあす18日、第1四半期のGDP成長率や3月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)を公表する。注目のGDP成長率に関しては、前四半期(2.9%)と22年通年(3.0%)を上回る4.0%で着地する見通しだ。指数は引けにかけて上げ幅を広げている。
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