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4日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比363.27ポイント高(+0.36%)の101869.45で取引を終了した。101504.82から103055.92まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油など資源価格の上昇が同セクターの支援材料となった。また、3月の輸出が予想以上に伸びたことも好感された。一方、指数の上値は重い。成長予想の下方修正が引き続き圧迫材料となった。また、内外景気の先行き不安が払しょくされていないことも引き続き足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2480.45 +0.29%
4日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比7.13ポイント高(+0.29%)の2480.45で取引を終了した。2479.24から2511.49まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。資源セクターの上昇が指数をサポート。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非OPECの産油国で構成するOPECプラスが原油の減産に踏み切ったことが引き続き好感されたもようだ。また、ドイツの保険会社がロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム」で起きた爆発について、補償対象として再考慮しているとの報道もガスプロム(GAZP)などの物色手掛かり。一方、内外の景気不安が解消されていないことが指数の上値を抑えた。
【インド】休場
【中国本土】上海総合指数 3312.56 +0.49%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.16ポイント高(+0.49%)の3312.56ポイントと4日続伸した。終値ベースで3月6日以来、約1カ月ぶりに心理的節目の3300ポイントを回復している。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。先端分野を巡る米中摩擦を背景に、独自技術の確立と製品の国産化に向けて、当局が産業支援策を継続するとの思惑が続いた。ただ、米中対立の警戒感も同時に意識され、上値は限定されている。
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