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7日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比472.39ポイント安(-0.45%)の104227.93で取引を終了した。105178.55から103480.42まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。米利上げの加速懸念が警戒され、売りが広がった。また、通貨レアル安や原油価格の下落も圧迫材料。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を探る展開はみられなかった。
【ロシア】MOEX指数 2295.60 +0.06%
7日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比1.48ポイント高(+0.06%)の2295.60で取引を終了した。2281.46から2298.93まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル安の進行が資源輸出銘柄に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が圧迫材料となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言待ちで慎重ムードも強まった。ほかに、翌8日は婦人の日でロシア市場が休場となるため、閑散取引が続いた。
【インド】休場
【中国本土】中国本土市場 3285.10 -1.11%
7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比36.93ポイント安(-1.11%)の3285.10ポイントと続落した。
様子見ムードが強まる流れ。中国では全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって、政策動向を見極めたいとスタンスが広がった。中国貿易統計の内容も嫌気される。昼頃に公表された今年1-2月の統計では、輸入が前年同期で縮小。内需の弱さが意識されている。中国景気の早期持ち直しが期待され、指数は小高く推移していたが、後場からマイナスに転じた。
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