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17日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比764.54ポイント安(-0.70%)の109176.92で取引を終了した。109,941.46から108,968.48まで下落した。
横ばいで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利上げの加速懸念が緩和されたことが好感されたもようだ。
【ロシア】MICEX指数 2168.88 +0.69%
17日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.92ポイント高(+0.69%)の2168.88で取引を終了した。2147.31から2180.96まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨ルーブル高がロシア株の支援材料。また、企業業績の改善も対象セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 61002.57 -0.52%
17日のインドSENSEX指数は反落。前日比316.94ポイント安(-0.52%)の61002.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.65ポイント安(-0.51%)の17944.20で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの加速観測が外資の流出懸念を高めた。また、本日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していることを受け、インド株にも売り圧力は強まった。国内では、インフラ大手アダニ・グループのデフォルト(債務不履行)問題は解決されていないことが引き続き警戒された。
【中国本土】上海総合指数 3224.02 -0.77%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.01ポイント安(-0.77%)の3224.02ポイントと3日続落した。約1カ月ぶりの安値水準に低迷している。
ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が7.7%安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が7.3%安、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.9%安、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が4.1%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.1%安で引けた。
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