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23日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比303.36ポイント安(-0.27%)の111737.28で取引を終了した。113061.34から111541.82まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ加速が足かせとなった。1月22日まで1カ月間のFGV消費者物価指数(IPC-S)は0.62%上昇し、前回の0.49%と予想の0.55%を上回った。一方、指数の下値は限定的。海外株の上昇が支援材料となった。また、成長予想の上方修正も好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した調査では、2023年の成長予想が前回の0.77%から0.79%まで引き上げられた。
【ロシア】MICEX指数 2185.31 +0.86%
23日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比18.62ポイント高(+0.86%)の2185.31で取引を終了した。2164.89から2186.85まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、米利上げペースの減速観測が外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 60941.67 +0.53%
23日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比319.90ポイント高(+0.53%)の60941.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.90ポイント高(+0.50%)の18118.55で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、2023年度予算の中で、一部業種に向けた税控除の優遇策が盛り込まれているとの観測も対象セクターの支援材料となった。このほか、米国の利上げの減速期待が外資の流出懸念を緩和させた。
【中国本土】休場
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