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11日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1700.37ポイント高(+1.53%)の112517.08で取引を終了した。110752.00から112552.12まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。米長期金利の低下が支援材料となり、ブラジル株への買いが継続。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2186.98 +1.27%
11日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比27.47ポイント高(+1.27%)の2186.98で取引を終了した。2153.55から2190.40まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇など海外環境の改善が支援材料。また、原油など商品相場の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。ほかに、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。
【インド】SENSEX指数 60105.50 -0.02%
11日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比9.98ポイント安(-0.02%)の60105.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.45ポイント安(-0.10%)の17895.70で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺一進一退の展開を示した。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに12日連続の売り越しとなった。また、財政赤字目標の引き下げが財政支出の減少懸念を強めた。ゴールドマン・サックス証券は最新リポートで、2023年の財政赤字目標が国内総生産(GDP)の5.9%に設定されると予測した。予想通りなら前年度の6.4%をやや下回る。
【中国本土】上海総合指数 3161.84 -0.24%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.67ポイント安(-0.24%)の3161.84ポイントと続落した。
重要な経済指標の発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす12日、昨年12月の物価統計、13日に貿易統計が公表される。内容を見極めたいとするスタンスが強まった。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国リオープン(経済再開)の進展が改めて材料視され、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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