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21日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比878.01ポイント高(+0.81%)の109748.18で引けた。エネルギー関連昇などが嫌気されたようだ。ボべスパ指数の92の構成銘柄では74が上昇、18が下落、変わらずは0。パラナ電力(CPLE6)は大幅高となった。
【ロシア】MICEX指数 2166.31 -1.81%
21日のロシア株式市場は軟調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比40.01ポイント安(-1.81%)の2166.31で引けた。日中の取引レンジは、2161.35−2204.90。世界経済の停滞やそれに伴う原油安を嫌気して売りが優勢となった。
【インド】SENSEX指数 61144.84 -0.84%
21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比518.64ポイント安(-0.84%)の61144.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同147.70ポイント安(-0.81%)の18159.95で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、8が上昇、22が下落、変わらずは0。リライアンス・インダストリーズ(RIL)などの下げが目立った。中国本土などアジア諸国の株安を警戒して利食い売りが広がった。
【中国本土】上海総合指数 3085.04 -0.39%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.20ポイント安(-0.39%)の3085.04ポイントと4日続落した。
中国経済活動の停滞が不安視される流れ。国内の新型コロナウイルス感染数は連日で2万人を超え、北京市で約半年ぶりに感染者が死亡する中、複数の地域でコロナ防疫措置が強化された。共産党機関紙「人民日報」は連日で、「ゼロコロナ」政策の堅持を強調。経済正常化の遅れも懸念されている。人民元安の進行もマイナス材料。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元安方向へと設定した。米金融引き締めの長期化観測が根強く、外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元も元安で推移している。なお、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の11月分が寄り付き前に公表され、住宅ローン金利の指標となる5年物は4.30%、実質的な政策金利となる1年物は3.65%と予想通り前月からそろって据え置かれた。
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