【ブラジル】ボベスパ指数 117560.83 +0.31%
6日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比363.01ポイント高(+0.31%)の117560.83で取引を終了した。117143.65から118382.31まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅をやや縮小させた。政権交代期待の高まりが支援材料となり、ブラジル株に買いが継続。今回の大統領選挙では、元大統領ルーラの勝利確率が高まっている背景がある。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、米国の大幅利上げ懸念が再燃していることが指数の上値を抑えている。

【ロシア】MICEX指数 2020.63 -0.46%
6日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比9.25ポイント安(-0.46%)の2020.63で取引を終了した。2053.86から2015.09まで下落した。

プラス圏で推移した後は後半は前日の終値近辺でもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して第8弾の経済制裁を発表したことが嫌気された。また、米国の大幅利上げ懸念が再燃していることも引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。石油輸出国機構にロシアなどの産油国が加わるOPECプラスが減産計画を発表したことが引き続き支援材料となった。

【インド】SENSEX指数 58222.10 +0.27%
6日のインドSENSEX指数は強含み。前日比156.63ポイント高(+0.27%)の58222.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.50ポイント高(+0.33%)の17331.80で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。アジア市場の上昇が好感され、インド市場にも買いが広がった。また、財務省が航空業界に最大150億ルピー(約265億円)の資金支援案を承認したことも同セクターの支援材料。このほか、日用品などの消費が下半期に拡大するとの観測が小売セクターの物色手掛かりとなった。

【中国本土】休場


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情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続落、EUが追加の経済制裁を発表