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3日のブラジル株式市場は大幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比6097.67ポイント高(+5.54%)の116134.46で取引を終了した。110,047.56から116,134.46まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。政権交代期待が高まっていることが支援材料。2022年大統領選挙では、第1回投票でルラ元大統領が圧勝した。また、米長期金利の大幅低下も外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2041.96 +4.32%
3日のロシア株式市場は大幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比84.65ポイント高(+4.32%)の2041.96で取引を終了した。1972.43から2047.54まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米が対ロ制裁の追加を見送ったことが好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、ルーブル売りがいったん収束したことが買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 56788.81 -1.11%
3日のインドSENSEX指数は反落。前日比638.11ポイント安(-1.11%)の56788.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.00ポイント安(-1.21%)の16887.35で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。景気の先行き不安が圧迫材料。利上げの実施に伴う資金調達コストの上昇を受け、7-9月期の設備投資が前期から一段と落ち込んだと報告されている。また、米利上げの終了が時期尚早だとの米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言も警戒された。米国が一段の利上げに踏み切るとの観測は外資の流出懸念を高めたもようだ。このほか、通貨ルピー安の進行などがインド株の売り圧力を高めた。
【中国本土】休場
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