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26日のブラジル株式市場は大幅安。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2601.84ポイント安(-2.33%)の109114.16で引けた。米長期金利の上昇や原油安が売り材料となったようだ。ボべスパ指数の90の構成銘柄では3が上昇、89が下落、変わらずは0でほとんどの銘柄が下げている。エネルギー関連のRRRP3(BS)などの下げが目立った。
【ロシア】MICEX指数 1933.35 -7.49%
26日のロシア株式市場は、大幅安。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比156.52ポイント安(-7.49%)の1933.35で引けた。日中の取引レンジは、1841.42−2054.56。原油安や欧州通貨安を意識した売りが観測された。
【インド】SENSEX指数 57145.22 -1.64%
26日のインド株式市場は下落。前日比953.70ポイント安(-1.64%)の57145.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、同311.05ポイント安(-1.80%)の17016.30で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、6が上昇、24が下落、変わらずは0。マルチ・スズキ・インディア(MSIL)などの下げが目立った。アジア諸国の株安を嫌気して大半の銘柄が下げている。
【中国本土】上海総合指数 3051.23 -1.20%
26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.14ポイント安(-1.20%)の3051.23ポイントと4日続落した。2022年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。
人民元安の進行が不安視される流れ。26日の中国外国為替市場では対米ドルのオンショア人民元が一段と元安(=米ドル高)方向に進み、20年5月以来の低い水準で推移している。中国人民銀行(中央銀行)は26日、元安抑制のため、外国為替フォワード取引の準備金比率引き上げを発表したものの、元安の動きに歯止めはかかっていない。中国本土からの資金流出懸念も一段と強まった。また、欧米の積極的な利上げスタンスを受け、世界の景気後退(リセッション)も警戒されている。
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