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14日のブラジル株式市場は、下落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1760.31ポイント安(-1.80%)の96120.85で引けた。米国の大幅利上げ観測は後退したが、世界経済の大幅な減速に対する警戒感は消えていないようだ。ボべスパ指数の90の構成銘柄では32が上昇、55が下落、変わらずは3で売りが優勢。
【ロシア】MICEX指数 2073.68 -2.82%
14日のロシア株式市場は、続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比10.38ポイント安(-0.50%)の2063.30で引けた。日中の取引レンジは、2049.44−2105.61。外部環境の改善は遅れていることから、売りが優勢となった。
【インド】SENSEX指数 53416.15 -0.18%
14日のインド株式市場は、弱含み。前日比98.00ポイント安(-0.18%)の53416.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同28.00ポイント安(-0.18%)の15938.65で取引終了。
30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、12が上昇、18が下落、変わらずは0。外部環境の大幅な改善は期待できないことから、過半数の銘柄が下落。アクシス銀行などの下げが目立った。一方、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズは堅調推移。
【中国本土】上海総合指数 3281.74 -0.08%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.55ポイント安(-0.08%)の3281.74ポイントと小反落した。
不動産ローンを巡る不透明感が重し。資金不足などにより建設工事が中断した未完成住宅に関し、物件購入者による集団ローン不払いが中国各地で続出しているなどと伝えられた。不動産業界の債務リスクが改めて意識されたほか、銀行の不良債権増加につながると懸念されている。
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