- 週間ランキング
23日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比184.91ポイント高(+0.16%)の117457.34で取引を終了した。117036.14から118269.79まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、終盤に上げ幅を縮小させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。また、原油など商品価格の上昇も同セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、インフレ高進懸念が再び高まっていることも警戒された。
【ロシア】
休場
【インド】SENSEX指数 57684.82 -0.53%
23日のインドSENSEX指数は反落。前日比304.48ポイント安(-0.53%)の57684.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.85ポイント安(-0.40%)の17245.65で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。成長予想の下方修正が足かせとなった。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2022年度のインド成長予想を180ベーシス(bp)引き下げ、8.5%とした。ウクライナ紛争がエネルギー価格を押し上げているほか、サプライチェーンの混乱などを引き起こしていると指摘。また、日用品やガソリンなどの値上げもインフレ加速懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3271.03 +0.34%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.17ポイント高(+0.34%)の3271.03ポイントと6日続伸した。
景気先行きを楽観した買いが継続する流れ。中国の関係部局からは、「市場の安定化」や「金融支援の強化」などの方針が相次いで発表されている。また、深セン市では21日、コロナ感染再拡大によるロックダウンが解除された。中国全体の経済活動が早期に正常化するとの見方も広がっている。売り圧力が意識される中、指数はマイナス圏に沈む場面がみられたものの、下値は堅く、引けにかけて再び上昇の勢いが増した。
<FA>