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14日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1785.45ポイント安(-1.60%)の109927.62で取引を終了した。112298.9から109716.6まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。米中景気の先行き不透明感が警戒され、売りが継続。また、米利上げ懸念もブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。
【ロシア】
休場
【インド】SENSEX指数 56486.02 +1.68%
14日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比935.72ポイント高(+1.68%)の56486.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同240.85ポイント高(+1.45%)の16871.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。1月の鉱工業生産は前年同月比で1.3%増加し、前月の0.7%(改定値)を上回った。また、欧州市場の上昇や、ロシアとウクライナが第4回の停戦交渉に対する期待が高まっていることなども支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3223.53 -2.60%
週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比86.21ポイント安(-2.60%)の3223.53ポイントと3日ぶりに反落した。約1年5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
景気不安が強まる流れ。新型コロナウイルス感染が全国的に広がる中国本土では、代表的なハイテク企業が本社を構える深セン市など、複数の大都市が事実上のロックダウンに踏み切っている。経済活動の停滞も懸念される状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)が11日に発表した今年2月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が前月実績から予想以上に縮小し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も予想を下回っている。
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