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7日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比248.54ポイント安(-0.22%)の111996.40で取引を終了した。112516.6から111489.5まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。米金利上昇が警戒され、売りがやや優勢となった。また、ウクライナ情勢の先行き不透明感が解消されていないことも引き続き圧迫材料。一方、国内の金融引き締めが終盤に差し掛かっているとの見方が指数をサポートした。国内のトレーダーの間では、ブラジル中央銀行が次回の利上げ後は政策金利を当面据え置くとの見方が多いもようだ。
【ロシア】MOEX指数 3470.78 -0.01%
7日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比0.23ポイント安(-0.01%)の3470.78で取引を終了した。3521.26から3437.93まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。大きな手掛かりがない中、方向感の乏しい展開を示した。原油価格が堅調だったことが支援材料。また、1月の中国の財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことなども好感された。一方、ウクライナ情勢の先行き不透明感が解消されていないことが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 57621.19 -1.75%
7日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比1023.63ポイント安(-1.75%)の57621.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同302.70ポイント安(-1.73%)の17213.60で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米連邦準備制度理事会(FRB)が3月にも利上げに踏み切るとの観測を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3429.58 +2.03%
春節(旧正月)連休明け7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比68.14ポイント高(+2.03%)の3429.58ポイント(上海A株指数は2.03%高の3594.01ポイント)と3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が投資家心理を上向かせる流れ。中国景気の鈍化懸念がくすぶる中、当局は財政や金融で景気を支えるとの見方が一段と強まっている。また、春節連休中に、香港や欧米の株式市場が堅調だったことも買い安心感につながった。
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