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14日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比238.77ポイント高(+0.19%)の128406.51で取引を終了した。128085.00から129619.8まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米金融緩和の継続観測が好感され、買いが継続した。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、新型コロナウイルス変異株の世界的な流行が引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 3832.85 -1.14%
14日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比44.18ポイント安(-1.14%)の3832.85で取引を終了した。3862.73から3829.59まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が圧迫材料となり、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、新型コロナウイルス変異株の世界的な流行も圧迫材料となった。ほかに、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。
【インド】SENSEX指数 52904.05 +0.25%
14日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比134.32ポイント高(+0.25%)の52904.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.60ポイント高(+0.26%)の15853.95で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅をやや拡大させた。インド国債の格下げの見送りが支援材料と。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インドの長期外貨建て及び自国通貨建てソブリン格付けを「BBB-」(投資適格で最低水準)に据え置くと発表した。見通しは「ステーブル(安定的)」に維持した。財政赤字の拡大懸念が指摘された一方、景気が着実に回復していることが評価された。
【中国本土】上海総合指数 3528.50 -1.07%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.02ポイント安(-1.07%)の3528.50ポイントと3日ぶりに反落した。
指標発表前に買い手控えムードが強まる流れ。中国ではあす15日、4-6月期のGDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が報告される。内容を見極めたいとするスタンスが強まった。
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