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6日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比276.13ポイント安(-0.23%)の119100.08で取引を終了した。118916.9から120924.3まで上昇した。
後半は上げ幅を拡大させる場面もあったが、終盤は再び売りに押された。内需関連の下落が指数の足かせに。また、ボベスパ指数が昨年1月以来の高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、海外市場の上昇などが指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 3371.03 +0.35%
6日のロシア株式市場は7日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比11.88ポイント高(+0.35%)の3371.03で取引を終了した。3344.43から3380.63まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。海外市場の上昇が支援材料となり、ロシア株への買いが継続。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、ロシア国内では新年休暇が続いているため、閑散取引が続いた。
【インド】SENSEX指数 48174.06 -0.54%
6日のインドSENSEX指数は反落。前日比263.72ポイント安(-0.54%)の48174.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同53.25ポイント安(-0.38%)の14146.25で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。また、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことも指数の足かせに。FIIはこの日10日ぶりの売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3550.88 +0.63%
6日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.20ポイント高(+0.63%)の3550.88ポイントと5日続伸した。約2年11カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
人民元資産価値の上昇が意識される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は6日、人民元レートの対米ドル基準値を約2年7カ月ぶりの元高水準に設定した。上海外国為替市場では、今月に入り人民元高が急速に進んでいる。市場では、「当局は人民元高を容認している」との見方も広がった。通貨高を背景に、資金流入が期待されている。ただ、上値は重い。指数はこのところの上昇ピッチが速いこともあり、売り圧力も意識された。
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