【ブラジル】
休場

【ロシア】MICEX指数 2932.29 +0.37%
7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比10.74ポイント高(+0.37%)の2932.29で取引を終了した。2925.55から2947.17まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、低金利政策の長期化観測に伴う株式市場への資金流入期待の高まりも支援材料となった。このほか、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。

【インド】SENSEX指数 38417.23 +0.16%
7日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比60.05ポイント高(+0.16%)の38417.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.20ポイント高(+0.19%)の11355.05で取引を終えた。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にプラス圏を回復した。低金利政策の長期化観測を受け、株式市場への資金流入が今後も継続するとの見方が優勢になっている。また、政府がインド製携帯電話の輸出を加速させるため、関連対策を検討しているとの報道も対象銘柄の物色手掛かりとなった。

【中国本土】上海指数総合 3292.59 -1.87%
週明け7日の上海指数総合は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比62.78ポイント安(-1.87%)の3292.59ポイントと4日続落した。7月30日以来、約5週ぶりに心理的節目の3300ポイントを割って引けている。

米中対立激化の警戒感が強まる流れ。外電は5日、トランプ政権が安全保障上の問題があるとして、ICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK、688981/SH)をブラックリスト(取引制限企業リスト)に加えることを検討中——と政府関係者の話として伝えた。輸出入統計の内容も総じてネガティブ。取引時間中に公表された8月の中国貿易統計では、人民元建ての輸出が11.6%増(予想は12.4%増)、輸入が0.5%減(同6.1%増)という結果だった。輸入が予想外のマイナスに落ち込むなか、中国内需の持ち直し期待がやや後退している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり