【ブラジル】ボベスパ指数 102298.00 +0.77%
24日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比776.7ポイント高(+0.77%)の102298.00で引けた。ボべスパ指数の75の構成銘柄では43が上昇、31が下落、変わらずは1。欧米株高が支援材料となったようだ。

【ロシア】MICEX指数 3029.41 +1.13%
24日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比33.81ポイント高(+1.13%)の3029.41で引けた。取引レンジは3005.86−3036.63。ウイルスワクチン開発の進展期待や原油価格の上昇を意識して、株価指数は強い動きを見せた。

【インド】SENSEX指数 38799.08 +0.95%
24日のインドSENSEX指数は堅調。前営業日比364.36ポイント高(+0.95%)の38799.08ポイントで取引を終えた。ナショナル証券取引所のCNXニフティ指数は前営業日比94.85ポイント高(+0.83%)の11466.45で取引を終えた。

前週末の米株高や24日のアジア株高を受け、インド市場では買いが先行した。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されているが、経済活動が著しく制限されているわけではなく、経済情勢の悪化を懸念した売りは限定的だった。SENSEX指数構成銘柄では上昇が16、下落が14、変わらずは0で買いがやや優勢。個別銘柄では、コタック・マヒンドラ銀行やHDFC銀行、インダスインド銀行などが上昇。

【中国本土】上海指数総合 3380.68 +0.50%
24日の上海指数総合は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比4.96ポイント高(+0.15%)の3385.64ポイントと続伸した。(亜州リサーチ編集部)

中国経済の回復期待が強まる流れ。国営ラジオは23日、李克強首相が今年の経済成長率について、「新型コロナ禍のなかにあっても、プラス成長する可能性がある」との認識を示したと伝えた。中国の四半期GDP成長率は、1~3月にマイナス6.8%と予想以上に悪化したものの、4~6月にプラス3.2%と予想以上に持ち直している。



<CS>

情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は堅調、経済情勢の悪化を懸念した売りは限定的だった